vol.40 2004/06/08
《肥満と夏の食事》
こんばんは。かつ丸です。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
ナチュラルドッグライフの引越も無事完了しました。
これからの展開にご期待ください。
地元に戻り、昔のお客様や犬友達に5〜6年ぶりに会うことが増えました。
食やしつけに対して意識の高かった人以外の方とお会いすると、必ずと言っていい程ワンちゃんが肥えています。飼い主さんが太ってしまっているのはまだしも、ワンちゃん達が太っている姿を見るのは非常につらいものがあります。
耳が痛い方もいるかもしれませんが、犬の中年太りです。
犬の5〜6歳ですと1〜2歳の頃とあまり見た目が変わらないため、若い時と同じ量の食事を与えてしまいがちです。
運動量も体の代謝も活発な時期を過ぎていますので、この時期に飼い主さんが“色々なこと”をさぼると後で肥満や病気等になりかねません。
意外に知られていないことですが、犬たちは夏より冬にエネルギーを使います。
体温を上げるためにエネルギーを必要とするのです。
代わって夏は気温が高いため体温を上げるためのエネルギーは冬に比べると断然少なくなります。
そのため、夏の食事は朝は今まで通り、夜はスープ食にするとよいです。(亀をフードプロセッサーで細かくし、ナチュラルウォーターを加えスープ状にする)
このように夜食を軽めにすることは犬たちの身体を考えると自然なことになります。
また、老年期のコは1年中このやり方でもよいでしょう。
食事の質、量、やり方は飼い主さんの意識と選択です。
「少ないとかわいそう」と言って何でもたくさん与えて肥満犬にしている飼い主さんを見ると、逆に犬がかわいそうと思う今日この頃です。
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