vol.10 2002/12/27


こんばんは♪かつ丸です。今年もあとわずかですね。
このHPを開設してから5ヵ月が経ちました。
多くの方からご購入いただき、応援していただき本当にありがとうございました。
今回はvol.10、今年最後の【かつ丸の話】とさせていただき、
《理想と現実》の話をしたいと思います。

ぼくの理想は一言で言うと『ワンちゃんに与える』というコトです。
彼達にもっと興味を持ち、フードや病気(遺伝性疾患)、行動やしつけ、性格・・・或いは販売や繁殖方法、動物病院の選択、その全てに意識を高めて行くことが理想です。
しかし現実は厳しく、そう言ったぼくの理想からとてもかけ離れたことがごく当たり前のように行なわれているのです。

ぼく自身ももっとみなさんにご紹介したいドッグフードやサプリメントがありますが、「店鋪を持たない」という理由から仕入れを断られるというケースが多々あります。
この現実をよく見た上、理想を目標に変え、来年は数種類のフードをご紹介できるよう交渉し頑張って行きます。

要注意!(σ-"-)σ
最近ちょっと気になるコトで、チワワが大変売れています。
チワワという犬種は世界最小犬と言われ、愛くるしく、とても陽気です。
CM(ア●フル)などにも起用され、ペットショップでは高値が付き、こんな状況からにわかブリーダーが増え、出産させまくっているという現実があります。
更に【極小チワワブーム】も・・・・呆れます。┐( -"-)┌
チワワを飼うコト自体は難しくないのですが、飼う前にせめてチワワの専門書を2〜3册購入し、この犬種を知った上で責任を持ち購入してください。
どうしてかと言うと・・・
チワワに多く見られる病気、購入時のケンネルコフ、水頭症、てんかん、湿疹、瞬膜腺突出などが起こりやすいのです。
これだけのブームだと病気がちなコが多く出回る可能性があるので、十分注意をし、信頼できる所から購入することをお勧めします。
ペットショップで即決めはロシアンルーレットをするようなもの。ぼくはお勧めしません!
購入費よりも病院代の方がかかったなんて人も多いですよ。(これホント)
購入してから「こんなワンちゃんだったの???」ということにならないように。
まぁ、これはチワワに限らずどの犬種でも言える事なんですが・・・(苦笑)




vol.9 2002/12/04


こんばんは♪かつ丸です。
ぬくぬくヒーターの売れ行きがイマイチなので、みなさん買ってくださいね。
30%OFFで大変お買い得です!(^▽^)У

今日久しぶりに問屋さんに行って来ました。
倉庫の中は品物に溢れ、そして昼休みも取らず忙しく働いているパートさんや業者さんでごった返している様は、日本のペットブームを象徴するかのようでした。
その問屋さんには生体部門もあり、関東近県のペットショップさんに卸しもしています。(競り)
ちなみにぼくはココからワンちゃんを仕入れたことは一度もありません。
ぼくは以前から生体(ワンちゃん)の卸しに関しては非常にマイナスイメージを持っており、生体部門はなくなった方がいいと思っていました。
「これからも同じやり方で卸しをするならやめた方がいい」と思い、“生体卸しの現状について”スタッフの方とお話することができました。

なぜぼくが生体の卸しに関してマイナスイメージを持っているかと言うと、
単なる金儲けで犬を作出しているとしか思えない犬舎から仕入れることにより、遺伝性疾患、或いは、スタンダードからかけ離れたサイズ、その他の病気、血統書の偽造など 多くのあってはならないようなコトが平気で行なわれ(問屋さん側は関知してないと思いますが)、何も知らない私達はそういったワンちゃんを高値でペットショップから買います。
その結果、買った次の日から病院通い・・・それで治まればいい方で、一生病院通いというコも何十匹も見て来ました。
その飼い主さん達に話を聞くと、いくつかの大型ペットショップの名前をよく耳にします。
全部が全部 病気がちなワンちゃんとは思いませんが、そのペットショップの仕入れ先がほぼ同じ所から仕入れてるコトを知ると、どのような繁殖屋さんがワンちゃんを持って来てるのか非常に不安になります。
そして、せっかくワンちゃんとの生活を楽しもうと家族に迎えたにもかかわらず、つらい体験をした人も少なくないと思います。
そのようなことから、ぼくはワンちゃんを品物のように扱う問屋さんに対し、マイナスイメージを持っているのです。

ぼくが上記で話したコトをそのまま彼(問屋:生体担当)にぶつけてみました。
意外にもすんなりと認め、特に病気・遺伝性疾患などのクレームが非常に多いということから、今後繁殖屋さんと意識を高め、クレーム事項についての改善、叉 販売方法の見直しなど、このままでは続かないというふうに感じており、会社自体が“会社のあり方”を今問う時期に来ている・・・というコトでした。
それを聞き、ほんの少しだけ安心しました。と同時に、熱い思いの若いスタッフの方がいるのを知り嬉しかった!

一般の人が「買いやすい(←ただそれだけ)」という意味では、このシステムはペット業界に貢献してきたのかもしれない。
しかし、たくさんの不幸なワンちゃん達を作ってしまったコトも事実です。
これからは、このような不幸なワンちゃんを作らないように、販売しないように、ペット業界が変わって行くことを心から願っています。




vol.8 2002/11/21


こんばんは!かつ丸です。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
今回はブリーダーさんについて少しお話ししたいと思います。

ぼくは今まで多くのブリーダーさんと関わって来ました。
ドッグショーを宣伝の場とし、その犬種に惚れ込みブリーダーをしている方もいれば、お金が大好きで流行犬種を繁殖している人や、ただ単にたくさんの犬種を飼い繁殖している人もいます。
ぼくが今までつきあってきたブリーダーさんは前者のみですが、それでもトラブルが生じたりします。
その中でも一番ひどかったお話をします。

その人はブリーダーと言うよりはエージェントでかなり有名な人でした。
ある先生(ドッグショーのジャッジ)の紹介で、そのエージェントからぼくは女のコのワンちゃん(ペディグリーアワード犬)を手に入れ、それをお客様に販売しました。
そのお客様(Aさん)は22〜3才の女性で子供をとるコトを非常に楽しみにしていました。早くヒートが来るのを首を長くして待っていたのです。
しかし、待てども待てどもヒートは来ません。
2年が過ぎ、あまりにもおかしいので病院で検査をしてもらった所、「子宮がない」とのことでした。

ところが、そのコが産んだ子供とやらが世間に出回っているではないですか!Σ( ̄□ ̄|||)
その子供の飼い主さんが「お母さんに会わせてあげたい」と言い、誇らしげに血統書を持ってぼくの所にやって来ました。
その子供の購入元は、先程お話ししたエージェント(ぼくが母犬を連れて来た所)です。
エージェントからは「まだ子供を1回も産んでいない」と聞いていたので二重にビックリ!
子宮がないのですから、この世に子供がいること自体がおかしいのに、血統書上ではいるのです。
しかも、ドッグショーでこのようなコは女のコとして出場できないはずなのに、この犬種ではダントツトップ!

一体何が本当なのでしょうか?憤りさえ感じます。

その後、Aさんにはそのコの他にも同じ犬種(外産)とミニシュナのショータイプを渡しお詫びしましたが、彼女は相当なショックを受けたことと思います。
みなさんもワンちゃんを購入する時は、購入先の方とよくコミュニケーションをとり、人間性を見極めた上で購入しましょう。
社会性を持ってまじめにブリーディングされてる方もいますし、忙しさにかまけ、いつまでも血統書を送って来ないような人もいます。
みなさんがそんな方に巻き込まれないよう、十分に注意していくことが「よい購入」の第一歩です。




vol.7 2002/11/07

自分を映す鏡だワン♪

かつ丸です。
以前ショップをしていた頃、多くの人が訪れました。
その中で、ワンちゃんを渡す時に必ず見るのは、ご家族の場合お子さんとの関わり方を見ていました。
それは「子育て」と「犬の育て方」は共通すると考えていたからです。

ある日、横浜市の“山手”にお住まいの、見るからにお金持ち風の装いの家族がダークグレーのジャガーでショップに訪れました。
一度公園でお会いしていたので犬好きの方とは知っていましたが、その関わり方は見ていて気分が悪くなりました。
3匹の犬はすべて汚く、手入れもデタラメ、なんの犬種かわからない程でした。
ぼくが同じ犬種を連れていたのを見て「こんなキレイな犬見たの初めて!」と大はしゃぎをしたあげく、自分の犬にケリを入れ「このコはどうしようもないから・・・」
「あんただよ!どうしようもないのは」と言いたかったのを堪え、その場を後にしました。(嫌味のひとつやふたつを言うと周りの人達はウケてましたが、本人は鼻で笑っていました。)
すると、そのオバサンは翌週 旦那さんと子供を連れ、犬を買いに来たのでした。
一人っ子の高校生の男の子は言葉遣いも荒くわがまま放題!ぼく達とはタメ語、チョットでも飼い犬が気にくわないことをするとケリを入れる始末。注意しても止めませんでした。
その家族はイングリッシュ・コッカー(ブルーローン)の男のコに釘付けになり、「欲しい!」といい始めました。
普段ぼく達はそのご家族のライフスタイルなどを聞いた上で犬種を絞っていくのですが、とてもそんな気にならず、譲らない方向に方向にと話を進めていきました。
最後には「スミマセン、売約済みでした!」と言い、あきらめてもらいました。

ここで言えるのはワンちゃんは自分を映す鏡です。
経済的には裕福かもしれませんが、ワンちゃんとの関わり方や家族を見て、とても心の貧しい人達だと感じました。(ワンちゃんには責任ないのに)
現在は不景気だけどもアメリカに続く経済大国となった日本、そのペット事情を世界は見ています。
本当の意味での“豊かさ”とはなんなのでしょう?
その家族を見た時にぼくは考えさせられたのでした。




vol.6 2002/10/31


こんにちは、かつ丸です。
最近急に寒くなりましたね。バイク通勤のぼくの耳はあまりの冷たさでちぎれそうです。
ぼくは仕事柄(趣味?)たくさんのワンちゃんと関わり、見て来ました。
今回はワンちゃんとの関わりと意識のお話をしたいと思います。

あるショードッグのお話です。(犬種名は言えませんがスーパードッグ達です)
その犬達は3才〜10才くらいまでブリーダーやハンドラ−の元で暮らし、管理された中で大切に育てられていました。
その風貌は堂々とし、誰もがため息をつくような美しさでした。
しかし、オーナーさんの意向でドッグショーに出場しなくなると、やがて手入れもおろそかになり、昔の勇姿は嘘のように消えてしまいました。
必ずしも全部のショードッグがそうとは言いませんが、そのようなショードッグをたくさん見て、なんだかとてもせつない想いと、「おつかれさま」という言葉が頭をよぎりました。
飼い主さんの意識でワンちゃん達は美しくも汚くもなります。

今言えることは、あなたはワンちゃんと共に生き、暮らしています。
そしてこの先、あなたはそのワンちゃんと何を創作していきますか?
そして、そのワンちゃんに何をしてあげれますか?
秋の夜長に少し意識を高めてワンちゃんと自分をみつめてみてはどうでしょうか?




vol.5 2002/10/17


こんにちは、かつ丸です。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
先月我が家にもう1匹ワンちゃんが増えました。詳しいお話はまた今度
と言うことで、今回は市販されているシャンプーのお話をしたいと思います。

ぼくの友人に美容師を20年やっている人がいます。
人間のシャンプーの話をしていたところ、興味深い話が聞けました。
これは数年前の実験の結果なのですが・・・・・・
マウスに市販されているシャンプーを一部分につけたまま放置したところ、赤く炎症し、ただれてしまいました。(48時間くらい?)
リンス イン シャンプーを同じようにマウスにつけたまま放置したところ、48時間以内に死んでしまいました!Σ( ̄□ ̄|||)
人間用ということや、マウスの皮膚は犬の皮膚とは違うので一概には言えませんが、シャンプーの成分の強さに改めて驚きを感じました。
ここで言えることは、シャンプーを使用した時は十分に洗い流すようにしてください。
これはプロのトリマーさんの中では常識ですが、それを知らないで香りをわざと残そうとして甘めにすすぐ人もいます。
あるいは、香りがいいからと言って人間用のリンスを少しつけてみたりする人もいるようですが、ぼくは反対です。
そしてシャンプー後は十分にドライヤーなどを用い、乾燥させてください。
雑菌の繁殖を防ぐためにもよく洗い流し、よく乾燥することを心掛けてください。

当社で扱っている【テルメディックシャンプー】は、超低刺激の無機質シャンプーです。
ぼくは今までいろんなシャンプーを使って来ましたが、テルメディックがイチオシのシャンプーですので、ぜひ使ってみてください。
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チョット話は変わりますが・・・・
ワンちゃんが食べてはいけないものをみなさんご存知ですよね?
ぼくの知り合いの人がチョコレートを大量に食べさせていて、「こいつは大好物なんだ(^m^)」と言っていたのを聞いて、すぐに止めさせました。
意外に知らないのかなぁ?と思って、ココで確認のために例をあげますね。

★イカ・タコ(消化が悪い,下痢などをおこします)
★ネギ(たまねぎ・長ねぎなど、血液障害をおこします。大量の場合は死に至る可能性もあります)
★チョコレート(肝臓に負担をかけると言われています)
※チョコレートの匂いはワンちゃんの好むニオイなので、届かないところに保管してください。
★カレー・ワサビなど(刺激の高い香辛料はNG)
★ケーキ・アイスクリームなど(高脂肪なので太りやすい)
★豆類(消化不良)


このような食べ物は私達人間はよく口にするもので、生活の中で身近にあるものです。それだけにワンちゃんの手に届く範囲に置かないよう意識し、気を付けてください。




2002/09/29

【お詫び】

こんにちは、かつ丸です。
先日新しいアレルギー対策用フードをUPしましたが、問屋さんと私の誤認でそのフードは今のところ扱えないことになりました。
ここに深くお詫び申し上げます。
今後は直接メーカーさんと交渉していきたいと思います。




vol.4 2002/09/20


こんにちは、かつ丸です。
毎年この時期になると思い出すことがあります。

ぼくが犬専門店をしてた頃、夏はワンちゃんが売れませんでした。
涼しくなるにつれ売れゆきも良くなり、9月10月だけで30匹以上引き渡しました。
ちなみに店鋪の大きさは6坪で住宅地のど真ん中です。
その頃のぼくは血統の良いワンちゃんをお渡しすることや、その犬種に惚れ込んで「ブリーダーをやってみたい」と言う人を増やすことで、より健全なワンちゃんを世の中に送りだそうという思いでいっぱいでした。
その思いに賛同してくれたみなさんがたくさんのワンちゃんを購入してくれて、そのサポートに忙しい毎日でした。
なぜぼくが血統にこだわるかと言うと、遺伝性疾患やアレルギーその他の病気などを持っているコはブリーディングに使わないことにより計画的に交配し、より健康で健全な仔犬を作出したかったからです。

他の量販店で買われたお客様のワンちゃんで・・・
6ヶ月で歩けなくなったラブラド−ル
フードの知識を知らないで人間の食べるものを与え続け55キロまで太ったゴールデンレトリバー
恐ろしくでかいボーダーコリー(40キロくらい)
毛がスカスカのアイリッシュセタ−
足の長いダックス(最初見た時ダックスだとわからなかった)
まだまだたくさんありますが、その時の流行犬などで乱繁殖されたと思われるワンちゃん達をたくさん見ました。
そのワンちゃん達は1匹1匹とてもかわいいのですが、無理なブリードによる影響なのか?スタンダードからはかけ離れ不健康なコも多いようでした。
このようなことを無くし、ワンちゃんも飼い主さんも共にプラスでいられるような環境になることを願っています。

★最近、アレルギーを持ったワンちゃんのフードの相談が多いので、近々また新しくアレルギー用フードをUPします。
楽しみに待っててくださいね。




vol.3 2002/08/29

こんにちは、かつ丸です。
今回は【子犬(犬種)選び方】について、少しお話ししたいと思います。
はじめてワンチャンを飼う方、多頭飼いを考えている方は参考にしてください。

子犬のうちはどのワンチャンもかわいく映ります。
見かけやファッションの一部として(流行)だけで選んでしまうと、あとで「こんなはずじゃなかった!」という結果になりかねません。
自分のライフスタイルに合わせて犬種を絞り込んでいきましょう。

特に小さいお子さんがいるご家庭の場合、キャラクターがデリケートな犬種はワンチャンにとってストレスになってしまいます。
逆に、キャラクターが明るく堅実な犬種は小さいお子さんを守ろうとしたりし、ワンチャンとの関係が共にプラスになるようにみえます。

また、どのようにワンちゃんと生活し関わっていくか?、具体的に想像してみるのもよいでしょう。

そのようなことから、犬種の特徴(サイズ・キャラクター・運動量・食事の量・なりやすい病気なども勉強しましょう。
 ※経済面(食費・医療費・他雑費)も犬種によりかなり異なってきます。

 ★かつ丸が見た公園での出来事★
ぼくが出会ったそのおばさんは、自分が飼っている犬種名もわからず、そしてその犬が最終的にどのくらい大きくなるかも知りませんでした。(拾って来たわけではありません)
1歳男のコのエアデールテリアはまるで手入れをしていないオールド・イングリッシュ・シープドッグのように皮毛がボーボーに伸び、爪も伸び放題(爪を切るということを知らなかったようです)。
おまけに散歩中、他のワンチャンを見ていきなり後ろ方向に走り出し、そのパワーに小さいおばさんは引きづられ骨盤にヒビが入る始末。
とてもワンチャンとの生活を楽しんでいる風には見えませんでした。

その後のエアデールテリアは・・・・
飼い主さんご家族といろいろ話した結果 サポートすることになり、トリミング(ストリッピング) ・しつけ等 全て初めからやり直しました。
爪は2ミリ切っただけで全部の爪から出血する程毛細血管が伸び 非常に歩きづらそうでしたが、飼い主さんの理解とスタッフの努力により、半年程でエアデールテリアの容貌と堅実な気質を持った犬へと生まれ変わり、商店街の人気犬になりました。
また、その小柄なおばさんの表情が明るくなりました。

これは実際にあった本当の話です。
まずワンチャンのことをよく知ることから始めましょう。
それがお互いよい関係を築く近道です。




vol.2 2002/08/14


こんにちは、かつ丸です。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
8月中旬にもなるのに、関東では30度を超す猛暑が続いています。そこで今回は、8月の注意点をお話します。

熱中症(熱射病)について・・・
これは犬種によっても異なりますが、鼻頭の短いワンチャン(シーズ−,パグ,ブルドッグ系等)やダブルコートのワンチャン(ハスキー,マラミュート,バーニーズ等)は暑さが苦手です。
30度を超す室内や日向に長時間いると熱中症にかかりやすく、時には死に至ることもありますので、十分に飼い主のみなさんは注意してくださいね。
外で飼っている場合は、風通しがよく日陰になる所に、
室内犬の場合は、室内の温度を調節し、新鮮な水がいつでも飲めるようにしてあげてください。

フィラリアついて・・・
みなさんよく勘違いしがちですが、フィラリアの薬は“予防”と言うよりは“駆除剤”です。
飲ませた日より約1ヶ月前蚊にさされたものに効果がありますので、特に室外で飼われているワンチャンは8月分,9月分と忘れないように与えてください。
蚊は地域によっては11月くらいまでいるので、心配な方は12月まで与えるとよいでしょう。

ノミについて・・・
この時期大変動きが活発になっているので、芝生や草むらなどで散歩をするとノミが付いたりします。
ノミアレルギーのコは毛をむしったり舐めたりし、赤くただれ皮毛が薄くなります。マメにシャンプーをすることを心掛けてください。
対策としてあくまでも自然系にこだわるのなら、ノミの嫌うハーブ類(除虫菊 他)を散歩の前に塗布してください。(ただし100%カットするのはムリです)
ノミアレルギーがひどいコは、獣医と相談してフロントラインやプログラムを併用することもひとつです。
ナチュラルドッグライフで紹介している“テルメディックシャンプー”は、毎日使用しても大丈夫です。




vol.1 2002/08/09


はじめまして、かつ丸です。
残暑厳しい中、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
まずボクの自己紹介をしたいと思います。
今から6年前、趣味がこうじてワンちゃん専門店を始めることになりました。
身近では知識不足からワンちゃんとの生活でマイナスの体験をしている人が多かったため(フードのトラブルやしつけ等)、専門ショップを開きました。
お客様のライフスタイルにあった犬種を一緒に選択し、量販店のように“売りっぱなし”のショップではなく、その後も共に成長していくような関係を作っていました。
当時40匹ほどワンチャンを飼っていました。
そして、お客様には300匹くらいお渡ししました。
毎日 目が回るほど忙しい日が続いていました。
共同経営でやっていたのですが、いつしかビジョンの食い違いからボクはショップを離れることになりました。が、その時得た貴重な体験を生かし、みなさんによりよいドッグライフをサポートできたらと思っています。
今後このページでボクの体験談などを書かせていただくので、楽しみにしててくださいね。